仕事のオンオフ切り替え、うまくできていますか?
在宅ワークが当たり前になった今、仕事のオンオフ切り替えができないことに悩んでいる人が本当に増えています。
SNSでも「どうやったら仕事オンオフ切り替えできますか?」という声が溢れていますよね。
私自身も、かつては「仕事オンオフ切り替えを完璧にしなきゃ」と思い込んでいました。
うまくいかない日が続くと、
「私って本当にダメだな」
「在宅ワーク向いてないんじゃないか」
そんなふうに、自分を責めてさらに苦しくなることも。
でも、ある時ふと気づいたんです。
仕事オンオフ切り替えにこだわるほど、心がどんどん疲れていくということに。
この記事では、
・なぜ仕事のオンオフ切り替えにこだわらなくていいのか?
・「なんとなくモード」で働く方がラクになる理由
・できない日も受け入れながら、自然にオンオフを整えるコツ
をご紹介します。
あなたが、がんばりすぎなくても大丈夫だと心から思えるような内容になっているので、
ぜひ、最後まで読んでみてくださいね。
仕事のオンオフ切り替えにこだわると逆に疲れるのはなんで?
仕事のオンオフ切り替えに完璧を求めすぎると、逆に心が疲れてしまいます。
人の心は、スイッチのようにパチンと切り替わるものではないからです。
それなのに「しっかりオンオフを切り替えなきゃ」と思い詰めると、できない自分を責めてしまい、余計に疲れやすくなってしまいます。
きっちり区切ろうとするほど、心に負荷がかかり、リラックスできるはずのプライベートまで仕事モードを引きずってしまうようになるのです。
実際に、仕事が終わったはずなのに、なぜか気持ちがオフにならない。
「今日もちゃんと切り替えられなかった」
そんな風に自分を責めてしまった経験、思い当たる人も多いはず。
頑張って切り替えようとするほど、できなかったときの落ち込みは大きくなり、ますます疲弊してしまいます。
だから、完璧なオンオフ切り替えを目指す必要はありません。
むしろ、
「多少曖昧でもいい」
「なんとなく移行できればOK」
くらいに思っていたほうが、心はずっとラクに整います。
オンオフに悩んでいる人は、自分に合った無理のない切り替え方を見つけていきましょう!
仕事のオンオフ切り替えをラクにする4つのアクション
ここからは、頑張らなくてもなんとなく自然に切り替えられるようになるための、4つの具体的なアクションをご紹介しますね。
どれも今日からすぐにできる小さな工夫ばかりなので、ぜひ試してみてください。
行動で切り替える
「よし!今から仕事のことは気にしないぞ!」と意識するのではなく、まずは体を動かして物理的にスイッチを切るとスムーズに移行できます。
- デスクのライトをオフにする
- パソコンを閉じる
- 部屋着に着替えるなど
こうした行動を取るだけで、脳は「仕事終了」のサインを受け取り、自然にモードが変わっていくからです。
気持ちだけでオンオフを切り替えようとせず、まずは切り替えのための行動を決めて実行してみてください。
きっと自然に切り替えができるはずです。
何もしない1分を作る
仕事が終わったら、1分だけあえてぼーっとする時間を作ってみるのもおすすめです。
- 窓を開けて外の空気を吸う
- 夕焼けを眺める
- 目を閉じて深呼吸をする
この「何もしない間」を挟むことで、オンとオフの切り替えがスムーズになります。
頑張って次に移ろうとせず、まずは心を自然にゆるめる時間を持つことも大切です。
今日できた小さなことを書き出す
仕事が終わったら、今日できた小さなことを1つだけ書き出す習慣をつけましょう。
「今日はPCを定時に閉じた」
「メール返信を区切りまで終えられた」
「休憩を1回ちゃんと取れた」などどんなに小さなことでもいいんです。
できなかったことではなく、できたことに目を向けることで、自己否定のループから抜け出しやすくなります。
パソコンを閉じる前に、さっと書いてから仕事を終わらせる習慣をつけておくと、オンオフの切り替えがしやすくなりますよ。
完璧を目指さない日をあえて作る
どんなことにもいえますが、いつでも100点満点にこなせる人なんていません。
仕事のオンオフ切り替えも、毎日完璧にできる人なんていないんです。
だからこそ「切り替えできなくてもいい日」というのをあえて作るのもおすすめ!
例えば金曜日は、だらだら過ごしてもOKと決めてしまいましょう。
SNSを見すぎても、夜更かししても「今日はこれでいい」と自分に許可を出すんです。
毎日自分を律しようとしなくても構いません。
完璧じゃない日があるからこそ、人は自然に整っていきます。
仕事もプライベートもラクになる「なんとなくモード」が最強
実は「なんとなく過ごすこと」ってすごく大事なんです。
むしろ、少しずつゆるやかに気持ちをシフトしていく「なんとなくモード」のほうが、ずっと自然で疲れにくくなります。
だから、仕事とプライベートを完全に切り替える必要はないんです。
白黒はっきりつけるよりも、少しずつグラデーションのように移ろいながら過ごすほうが、心も体も無理なく整っていきます。
うまく切り替えようと焦るのではなく「今の自分はこのくらいでいい」と受け入れること。
それこそが、これからの時代に合った一番強い生き方なんです。
うまく切り替えられない日があってもいい
仕事のオンオフ切り替えがうまくできなかった日も、だらだらしてしまった夜も、そのすべてが、あなたにとって必要な時間です。
人はそんなに器用に、気持ちを切り替えられる生き物ではありません。
だからこそ、うまくいかない日があるのはあたりまえなんです。
きっちりと仕事のオンオフが切り替えできる完璧を目指さなくても「なんとなくモード」で、流れるように過ごしていくと気持ちが楽になります。
毎日、仕事のオンオフ切り替えができていないと悩んでいるあなた。
ぜひ今日からどれかひとつだけでも試してみませんか?
小さなことから、あなたなりの「なんとなくモード」を始めてみてくださいね。