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【結局、何が言いたいの?を卒業!】PREP法を使えば伝わる話し方ができる

こんにちは!
1年後に在宅ワークで月収30万円を稼ぐことを目標にしているりこです!

「何を言いたいのかわからない」
「だからなに?どうしたいの?」

上司や友人などからこんなことを言われた経験はありませんか?

こう言われると、自分の伝え方が悪かったのかなと落ち込みますよね。

自分では分かりやすいように順序よく話しているつもりでも、
相手にはうまく伝わらずイライラさせたり誤解を招いてしまったりすることがあります。

特に、仕事の場面では的確に伝えられないと評価が下がったりすることも。

しかし、伝え方には明確なコツがあるんです!

一度身に付けると、仕事だけではなくさまざまなシーンで活用できるようになりますよ。

今回は、「何が言いたいの?」と言われてしまう原因と、解決策として「PREP法」をご紹介します。

何が言いたいの?と言われてしまう原因は5つ

何が言いたいの?と指摘されてしまう原因は主に5つあります。

心当たりある人は、ここを改善していきましょう!

話が長い

ダラダラと話が長い人は、何を伝えたいのか的を得ていないことが多くあります。

一文が長く「〜だから〜で〜」と区切らずに話をするからです。

自分でも、

  • 今何を話しているの?
  • 何を伝えたいの?

と、わからなくなってしまうことも。

無駄に時間がかかるだけでなく、相手の貴重な時間も奪ってしまってしまいます。

時間をかけて話を聞いたのに、結論が見えなければ「結局何が言いたいの?」と言われてしまうんです。

詳細から伝えている

詳しい部分から話し始めてしまうと、相手には伝わりにくくなってしまいます。

話を聞く側は、全体の流れがわかっていない状態なので、最初に大枠を説明しないと、
どの部分が重要なのか分からず、情報がバラバラに感じられてしまうからです。

結論を話さないままだと「え、まって。なんの話?」と途中で言われてしまう原因に。

話す順序があやふやになると、聞く側の興味も薄れていってしまいます。

結論があやふや

結論がはっきりしていないと「結局どういうこと?」と疑問しか残らない話になってしまいます。

伝わる話では、必ずしっかりした結論があるからです。

特に仕事であれば、知りたい情報を整理して伝えてほしいと相手は期待していることが多いでしょう。

それなのに、結論があやふやだと知りたい情報を得られずに相手がイライラしてしまうことも。

不要な説明が長すぎて、結局結論までいきつかないのも「何が言いたいの?」と言われてしまう原因となります。

話が脱線・飛躍する

話が途中で脱線したり、飛躍してしまったりすると、相手は混乱して内容を理解しにくくなります。

相手は、最初の話の流れに沿って内容を理解しようとするからです

そのため、途中で話題が変わってしまうと、何が重要なのかが分からなくなり、結果として伝わりにくくなってしまうんです。

話には一貫性を持たせて、途中で違う話になったり、大きく飛躍しないことが大切です

具体的ではない

抽象的な表現を使うと、聞いている相手は正しく内容を理解できません。

  • あの
  • 例の
  • あっちの

など、曖昧な表現では、何について話をしているのかイメージできないからです。

ざっくりした伝え方だと、話全体がぼやけてしまいますよね。

できるだけ具体的な表現を使って、相手がイメージしやすいようにしましょう。

伝わる話し方をしたいならPREP法を使おう

伝わる話し方をしたいのであれば、PREP法を意識して話すのがおすすめです。

PREP法とは、話の構成を以下の4つの順に当てはめる方法です。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)
  4. Point(再結論)

結論を最初に伝え、その理由、具体例を述べて最後にもう一度結論を述べます。

この流れに沿って話を構成すれば、分かりやすく相手に伝えることができますよ。

特に、プレゼンなどをするビジネスの現場では多く利用されています。

PREP法を使うメリット

PREP法を使うメリットは、話が伝わりやすくなるだけではないんです。

説得力がある

PREP法を使うと、話に説得力が生まれます。

結論を先に伝え、その根拠を示して具体例を挙げることで、相手は納得しやすくなるからです。

たとえば、
「新しくAの施策をおこないましょう!その理由は、売上が停滞しているからです。実際に、B社が同様の施策をおこなって売上を30%伸ばした事例があります。」と、
具体的な成功例を挙げると、より説得力が増しますよね。

このように、PREP法を活用することで、相手が理解しやすくなり説得力が増します。

有名なところで言うと、
大谷翔平選手の「憧れるのをやめましょう」もまさにこれですね!

短時間で伝えられる

PREP法を使うと、短時間で要点を伝えられます。

結論を最初に述べることで、相手は最も重要なポイントをすぐに把握できるからです。

長い説明がいらなくなり、時間の節約につながります!

たとえば会議中に
「このプロジェクトは中止しましょう。
理由は、コストが予算を大幅に超えてしまっているからです。」
と簡潔に述べることで、必要ではない議論を減らせます。

このように、PREP法を活用すると、短時間で効果的に伝えることが可能です。

興味を持ってもらいやすい

PREP法を使うことで、相手に興味を持ってもらいやすくなります。

結論から入ることで、相手は「なんで?」と関心を持つようになり、そのあとの理由や具体例を集中して聞くようになるからです。

たとえば「この商品の売上が2倍になった理由を説明します!」と言われると、聞き手は興味を持ちやすくなりますよね。

PREP法を使って話をすることで、相手の関心を高めることができます。

論理的思考が定着する

PREP法を活用することで、論理的な思考力が身につきます。

常に結論、理由、具体例、再結論という構造で話すことで、自然と論理的な思考が鍛えられていくからです。

たとえば、日常会話でも「なんでそう思ったの?」と聞かれたときに、PREP法を意識すれば筋道立てて答えられます。

論理的に考えるのが苦手な人でも、普段からPREP法を意識することで、論理的思考を定着させていけるんです。

PREP法を使うデメリット

たくさんメリットのあるPREP法ですが、デメリットもいくつかあります。

メリットと同様にデメリットも理解しておきましょう。

相手が考えなくなる

PREP法を使うと、相手が自分で考える機会が減ってしまうことがあります。

結論を先に伝えて具体例まで述べるので、聞き手は考えなくても理解できる反面、自分で考える習慣がつきにくくなるからです。

学校の先生が「この問題はこう解くんだよ」と答えをすぐに教えてしまうと、生徒は自分で考えなくなってしまうのと一緒です。

相手に考えてほしい場面では、あえてPREP法を使わないことも大切!

理解されにくいケースもある

PREP法が、必ずしもすべての人に伝わりやすいとは限りません。

相手の知識レベルや状況によっては、理由や具体例が十分に伝わらないこともあるからです。

たとえば、専門用語を使った説明をPREP法でしても、全く知識のない人には伝わりにくいですよね。

PREP法を活用するときは、相手の理解度はどれくらいあるのかも考えてから話すようにしましょう。

話し合いの場などには向かない

一方的な説明には向いているPREP法ですが、話し合いの場などには適していません。

その理由は、結論から話すため、意見交換やディスカッションがしにくくなってしまうからです。

会議の中で「採用するアイデアはこれにこうしよう!」と先に結論を言ってしまうと、
他の意見が出にくくなってしまうのと同じですね。

話し合いの場では、意見を出し合う流れを大切にしましょう。

会話だけでなく文章を書く上でも使える!

「何が言いたいの?」と言われないためには、話の構成を見直すことが大切です。

いつも話が長いと言われる人は、

  • 結論を先に伝えることを意識してみる
  • 詳細から入るのではなく、大枠を説明する
  • 結論をあやふやにせず、はっきりと伝える

などを意識すれば、シンプルで伝わりやすい話し方ができるようになりますよ。

しかも、このPREP法は、会話だけでなく文章を書く上でも使えるテクニックなんです!

この記事全体もPREP法で書かれているのに気づいてましたか?

会話にも文章にも使えるPREP法は、身につけておいて損はありません。

ぜひ今日から意識してみてくださいね!